完全無垢材のフローリングはどういうものかというと…。

湿らせた古いタオルで床をなでて、軽い傷なら一瞬傷がなくなり、中くらいのレベルならだいたい消えます。しかし、やはり傷が残っている場合は重度の傷と言えます。キズがそれほどでもない際は、キズのある場所に床と似た色の補修剤を塗布し、浮き上がっている分を雑巾で拭き、フローリングワックスを塗り重ねます。マンションの床についての日常的なハプニングに見舞われた時は、リペア用の補修剤を活用して補修にトライすることはものすごく重要だと思います。一か所だけ新しい板材にすることはありますが、同じフローリングの材質を見つける手間もあり、同じフローリングだと思っても製造ロットや色褪せのせいで、張り替えたのがわからないというのは無理なんです。日々その上を歩くことで知らないうちにフローリングを覆う膜は減りますが、きちんと手入れした床とほったらかしの床では、即座に明らかな差異に気づきます。テープで接着できるお手軽タイプのフローリングを使ってるなら、もとの床材に重ねて使えるため、ＤＩＹ感覚で気楽に模様替えすることができるでしょう。私たちが住む家・分譲マンションのフローリング補修を行う時は、フローリング交換と比較して、取り替える面倒な手間がいらないので、値段も安く納得の結果が得られます。残念ながら、木材でできた床にキズを発見した時もＯＫです。ふさわしい方法ですぐにリペアするときれいになります。キズの大小で異なるリペアを採用するといいですよ。今はフローリングを取り入れた新築物件が一般的になってきていて、だからリペアを請け負う業者も数多く登場してきました。それから、とても安くなったというのも間違いありません。完全無垢材のフローリングはどういうものかというと、表面も芯も同素材だから、研磨による補修ができるというメリットがあります。キズが目立つなら、ブラシタイプのホイールサンダーの使用をおすすめします。無垢の木は“生命があるもの”。ですから、放っておけないほどの傷でなければ、施工直後に補修することはやめて、2、3か月は放っておいて始めましょう。普通のフローリングはキャスターで動くイスにとても弱いところがあります。重いキャスター付き家具で決まったところをしょっちゅう往来すると、端っこがめくれて困ります。ちょっとしたキズができたところに限って補修するフローリングリペアと呼ばれる工法は、取り替えのコストのわずか4分の１まで必要コストを低くすることが叶います。補修が必要なところの色合いよりわずかに濃いフローリング傷補修剤を選びましょう。若干暗めの色のほうが木の模様と同調するため、全然気にならなくなります。完璧な結果を望む方は、補修のプロに頼むのがおすすめです。プロの技にかかればほぼ補修が済んだ場所が気にならなくなります。